一昔前までは盛んに"コラーゲン"が、皮膚の若々しさを保つものの代表のように言われていましたが、最近ではそれに変わってテレビや雑誌、CMなどでは"ヒアルロン酸"という言葉が、よく見受けられるようになりました。
それは、最近の研究で「皮膚にはりやつやがなくなって、しわやたるみがでてくるのは、コラーゲンに原因があるのではなくてコラーゲンの周りにあって、水分を保持する力に優れているヒアルロン酸が減少するからだ」ということが分かったからです。
"コラーゲン"も大切だけれども、"ヒアルロン酸"を充分に補うことの方が先決問題だというわけです。
そもそも、"ヒアルロン酸"は1934年にある学者が牛の眼の硝子体から分離したのが始まりで、"Hyaluroid (:硝子体)"と"Uronic acid(ウロン酸)"とをあわせて"Hyaluronic acid(:ヒアルロン酸)"と名付けられました。
人間の体では主に関節液や、軟骨、目の硝子体、皮膚などの結合組織に広く存在しますが、その存在が最もよく話題になるのが皮膚で、加齢と共に "ヒアルロン酸"が失われると、皮膚のハリとツヤが失われて肌の弾力もなくなっていき、そうなると今度は小じわができやすい状態になります。
このしわを解消するのに"ヒアルロン酸"の注入が効果的だと言われています。
"ヒアルロン酸"を皮下に注入すると皮膚が持ち上がってきますが、"プチ整形"ではこれを利用して顔のしわやくぼみを消したり、顔の各パーツの形を整えたりします。
そして、全体のバランスを見ながら注入する皮膚の深さを考えたり量を決めたりする必要があるために、レーザーによる治療よりも医師のセンスや腕が問われるとも言われています。
また、"レチノイン酸"というのはビタミンA(:レチノール)の誘導体で、実際の効力はビタミンAの約300倍あり、しわとりやにきびに効果的だと言われています。
治療は、患者自身が自宅で軟膏を塗布するという形で行なわれますが、肌に対する作用としては角質をはがし、表皮の細胞を分裂させて皮膚の再生を促したり、皮脂腺の働きを抑えたり、"ヒアルロン酸"や"コラーゲン"の分泌を高める力があるとも言われています。
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