“ケミカルピーリング”といえば、一時期「女性人気歌手のMさんが、全身ケミカルピーリングでケアしている」というのが話題になってブームになったことがありました。
実は私の友人は彼女がデビューした時からのファンで、昨年もMさんのディナーショーに行ったと言っていました。
そして帰ってくるなり、「すぐ近くで見たんだけどね、とにかく顔だけでなく背中も腕も色が白くてすっごくきれいなの・・・・・・」と、友人は興奮気味に話し始めました。
そしてしばらくは、“ケミカルピーリング”の話でもちきりになりました。
“ケミカルピーリング”というのは、フルーツ酸やサルチル酸を用いて、人工的に古い角質を除去して新しい角質を再生させて美肌をつくろうとするもので、ブームが起こった時期にはすでにエステティック業界でも盛んに行なわれていました。
紫外線や化粧品、加齢などによって皮膚の新陳代謝が活発に行なわれなくなって古い角質がいつまでも残っていると、溜まったメラニンの排泄ができなくなって小じわや毛穴の開き、くすみなどの原因となってしまうだけでなく、皮脂の分泌にも影響を与えてにきびができやすく悪化しやすい肌になってしまいます。
このようにしてできる大人のにきびは治りにくいものだと言われますが、炎症性のにきびに“ケミカルピーリング”は高い効果を発揮します。
他にも、“広範囲を短時間”で治療できたり、麻酔が不要であったり、薬剤の種類が豊富なだけでなく肌にあわせてその濃度も細かく調節できるというメリットがあります。
施術ではまず、洗顔してメイクや顔の汚れをしっかりと落とします。
次に、“ケミカルピーリング”で使用する薬剤の効果を高めるために“スチーマー”を利用して肌全体に潤いを与えます。
そして肌の活性化を促すために、医療用の酸素を吸入して細胞へ酸素がしっかり行き渡るようにして、毛穴に詰まった皮脂や酸化した皮脂などを器具を使って吸引します。
肌の汚れがきれいに落ちたらいよいよ本格的なピーリングの開始で、肌にあわせて調合された乳酸が塗布され皮脂腺まで深く浸透していきます。
使用済みの薬剤を肌に残したままにしておくと肌荒れや観想の原因になるので、ここで中和剤を使った肌の保護が行なわれます。
さらにピーリングによる炎症を鎮めるための冷却トリートメントが行なわれて、同時に肌も引き締まっていきます。
最後は、“イオントフォレーシス”によって栄養分を肌の真皮層にまで送り込んで、モイスチャークリームなどで仕上げます。
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